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夕暮れ時に、ふと





 最近妙に風邪がはやっていますね。もう暑くなる季節だというのに、マスク姿の人をよく見かけます。
 
 昨日黄昏時に見かけたマスク姿の女性で、ふと思い出した話を書いてみようと思います。

 私が高校生だった頃、社会に大きな影響を与えた話がありました。

 そうです、口裂け女。

 お若い方は、知りませんよね。いやもしかして、学校の怪談あたりでご存知でしたか?

 口裂け女というのは、1979年の春から夏にかけて日本全国に広まった都市伝説です。

 
 夕方か夜、道を歩いていると、突然コート姿で大きなマスクをした若い女性が声をかけてきます。

 「わたし、きれい?」

 ぱっと見は美人に見えますので、「うん、きれい」と答えますと、女性は突然マスクを取り、「これでもか!」と恐ろしい声で聞いてきます。

 マスクを取った顔は、口が耳元まで裂けていて、恐ろしい形相です。

 そして「きれい」と答えた人は、女性に捕まって鎌で口を切り裂かれ、殺されてしまうというもの。

 「きれいじゃない」とか「ブス」と答えますと、自宅まで追跡されたあげくに殺されるとか、家の中で殺されるとか、けっきょく鎌で口を裂かれるとか、いろいろなバリエーションがあります。

 この口裂け女の正体は、整形手術に失敗して口が裂けてしまった女性だと言われていまして、被害者を自分のような姿にしてしまおうとしているそうな。

 この話、日本全国で知らない人はまず居ないというほど有名になりました。

 でもね、被害者がみんな死んでいるそうですので、それじゃ話の内容はどうやって伝わったの? てな事になりますよね。

 つまりこれは、まさしく都市伝説。

 しかし口裂け女が全国に与えた恐怖は、尋常ではありません。

 北海道の一部では集団下校が行われましたし、福島県や神奈川県では、パトカーが出動する騒ぎになりました。

 まぁこれは、口裂け女ブームに便乗した変質者による被害への対策だったのですが、本当は子供さんたちが本当に怯えてしまったためでもありますけどね。

 今考えますとネタのようですが、当時は日本全国で大真面目に行われていた実話です。

 どこかの地方新聞でしたか、まるで口裂け女が実在するかのような記事まで掲載し、純情で清楚な子供さん方に、恐怖を植え付けてくれました。悪のりが過ぎます。

 さらに口裂け女の存在にリアリティを持たせるためか、さらなる設定要素が付け加えられていきます。

 口裂け女はべっこう飴が大好物で、これを投げると飴を夢中で舐め始めるので、その隙に逃げられるとか(んな、アホな)
 
 それとポマードの匂いが嫌いなので、「ポマード、ポマード、ポマード」と3回唱えると逃げ出すとか(んな訳ないやん)
 
 口裂け女の手術が失敗した理由は、担当医のポマードが臭すぎて顔を背けたからだそうです。それでポマードが嫌いなんだとか。

 全身麻酔がかかっているはずの手術患者が、どうやって顔を背ける事が出来たのか、その方法を教えてほしいくらいですが、それよりもどんな失敗をすれば口を耳まで裂けるのか、そっちの方に興味があります。

 そんな付加設定の中でも最高傑作なのが、口裂け女は足が速いというものです。

 襲われた人が絶対に逃げられないという状況を作り出すためのネタが、こうなったのでしょうけど、その足の速さが尋常ではありません。

 なんと時速300キロ! しかもジャンプ力もものすごくて、ビルなんかひとっ跳びだそうです。
 
 そんなに素晴らしい脚力があるのなら、オリンピックで日本に金メダルを山のように届けてくれたでしょうに、新たな人生がもったいないように思いますが。

 それなのに口裂け女は人を襲うためだけに、人間を遥かに越えた速度で活動する事ができるのです。

 ……、いや笑いごとではなくて、そんな話をしたため、怖がって家に帰れなくなった児童とかも本当に居たそうなので、被害
は甚大です。

 このものすごいスペックを持ちながら、変質的活動にのみ精力をつぎ込んでいた口裂け女は、いつ頃からか噂にも上らなくなり、ひっそりと消えていきました。

 本当にひっそり消えたので、いつ頃から途切れたのかわからないくらいです。

 でも、彼女の存在を巡る噂・議論・報道は、この時本当に存在し、まさに加熱していました。

 そりゃあ、すごいものでした。そのために、マスクの女性を見て思い出すくらいですから。

 口裂け女の都市伝説の威力は強力で、今度は突如韓国に出現し、この国の人々を恐怖のどん底に叩き落しました。まさに世界レベルの影響力です。

 でも今のご時世、単純な笑い話には出来ない気がします。

 今は、猟奇的で通り魔的な殺人事件は、どこでも普通に発生しかねないわけで、加害者の口が裂けているかどうかに関係なく、恐ろしい警告として理解されてもおかしくありません。

 さらに深読みしますと、このような都市伝説に浮かされて、リアルにそれを実行しようとする愉快犯的行動を取る奴がいないとも限りません。

 そのような事が起こりうる時代だという認識がある限り、口裂け女の通り魔的犯行内容は、79年当時の日本とはまた違う種類の恐怖となって、人々の間に広がっていくのではないだろうか……と、ふと思った次第です。

 あと数十年後、或いはそれ以上先の未来には、口裂け女は「あずきとぎ」や「ろくろ首」のような伝統的和風妖怪の1つとして語られているかも知れません。

 その時にもし口裂け女氏が実在だったとしたら、あるいはもし現在まだ生き長らえているしたら、年齢は推定50代後半かそれ以上でしょう。

 さすがに時速300キロもの俊足は誇れなくなっているでしょうから、もし今復活するのなら、量子物理論のダークマターを身にまとって、通常とは違う時間感覚の中で動き回ってもらいたいと妄想してみたりもします。

 え、そんな事を考えながら通勤しているのかって? 

 はい、もしかしたら私、口裂け女に負けないくらい変態かも知れません(笑)

2018-05-31 15:43:41

学校の怪談


   今日は今朝ふと思い出した話をひとつ。

 私が子供のころ通っていた小学校は、住んでいた地域屈指のマンモス校で、しかも100年もの歴史のある学校でした。

 そんな学校には、だいたい1つか2つくらい怖い話が伝わっていたりします。

 夜、廊下の隅に誰かが立っていたりとか、亡くなった先生を見たとか、使われていない教室の窓から誰かが覗いていたとか、パターンが決まっています。
 
 そうした話で有名なものに「トイレの花子さん」があります。

 内容は決まっていて、例えば「誰もいない個室トイレの内側からノックが返って来る」とか「返事が返って来る」とか。
 
 私は聞くたびに、単なるネタにしか思っていませんでした。それを実際に体験した5年生の時までは、ですが……。

 その小学校は、非常に巨大な木造校舎が2棟、それを3本の渡り廊下がつなぐ変わった形式の建物でした。そして各階の真ん中にトイレがある構造で、それの3階にあった女子トイレの中で、騒ぎが発生しました。
 
 児童の誰かが、「個室をノックしたら、誰もいないのに音が返ってきた」というものです。

 小学生って、こうした話を聞きますと好奇心満々になりますでしょ。授業の間の休憩時間の時に、問題のトイレに大勢の児童が詰めかけました。
 
 もちろん男女問わずで、問題の「音の返ってきた個室」を皆で取り囲む形になりました。
 
 もうこのトイレを本来の用途に使う事は不可能な状態になったほど大勢が詰めかけてまして、男子児童もかまわずに中へ入っていました。
 
 なんでこんなに大勢集まったかといいますと、その「音が返ってきた」というのが、授業を間に一つはさんだその前の休憩時間だったからです。
 
 つまり、音の発生から50分経ったかどうかというくらいの事。
 
 こういう事情で、それに興味のある奴も、信じない奴も集まってきました。
 
 そしてそれならば、実際に個室をノックしてみようという事になったのです。

 うろ覚えですが、小さなトイレの前に30人以上は集まっていたと思います。

 トイレに入りきりませんから、外から様子をうかがう者もいまして、そんなのが様々な憶測を語り合ってますので、相当うるさかったと記憶しています。
 
 これではもしノックの音が返ってきたとしても、聞こえないのではないか? とも思いますが、同じ事を考えた連中がそれを話題にまた話すので、益々うるさくなります。

 そんな状況で、個室のドアの前にいた奴がドアを開け、中に誰もいない事を確認しました。そして、あらためてドアをノックしました。

 しかし、あんまり周りがうるさいので、そんな状況がよくわかりません。

「なぁ、今、音聞こえた?」

「どうやろ? わからへんわ」

 どうもうまくいかなかった様子で、もう一度ノックしたようです。

 でも、1回目から不発、というか、当然ですがノックの音は何も聞こえません。

 もちろん、2回目のノックにも応答がある筈はなく、さすがに全員から、

「気のせいやったんやで」

「誰かのイタズラやって」

「なぁ~んや、うそつき」

 といった声が漏れはじめ、休憩時間も終わりかけていましたので、みんなトイレから出ようとしました。
 
 と、その時。

 これだけ大勢の連中がいるほんの一瞬、全員の会話が途切れて静寂が訪れました。いわゆる「天使が通った」と呼ばれるアレです。

 ドン、ドン!

 その場にいたほぼ全員が、音を聞きました。
 
 すでに誰も、トイレの傍に立っていません。
 
 それどころか、トイレの中でドアを叩ける位置には誰もいなかったのです。
 
 問題のドアの向こうから、2回、ちょっと強めに叩く音が、はっきりと聞こえてきました!

 3階のトイレの前で、ものすごい悲鳴が響きわたりました。

 なにせ全員が、ウソだと思っていた音を聞いた訳です。

 集団恐慌に陥ったみんなは、大声を出して校舎内を駆け巡り、次の授業の準備をしていた先生の存在も忘れて、大騒ぎになりました。

 まさにパニック状態というのは、まさにこういう事なんでしょう。

 もちろん全員が全員恐慌状態だったのではなく、何かわからないけど気味が悪くて逃げてしまったという奴もいたし、まわりにつられて騒いでいる奴もいました。

 さすがにもう誰も、事実確認をする勇気はありませんでした。

 今から考えると、誰かが問題のドアとは別のところを、誰にも気付かれないように叩いたという可能性はあります。状況的にそれがバレなかったとしても納得は出来るでしょう。

 なにせ年季の入った木造校舎ですから、そのへんの壁を叩いたって、結構な音は出たと思います。しかも集まっているのは小学生ばかりですし。

 その後、お約束の後日談があった訳ですが、やたらと校内各所で「ここには~が出る」という類の話を聞くようになりました。

 問題のトイレの後日談は、昔このトイレの裏側で心中した男女がいたとか言う話でしたが、ちなみにその場所は今も当時とそんなに変わらず、狭い道路をはさんですぐ長屋式の住宅が密集する生活感が満々な環境で、ここで心中するのはかなり気合いがいりそうです。

 こんな事を思い出していましたら、もうひとつ思い出しました。
 
 実は私、幼稚園時代によく似た不可解な経験をしてます。

 私は寺が経営している幼稚園に通っていたのですが、そこでは「お泊まり会」というのがありまして、夜に保母さんたちがみんなに怖い話をしてくれました。

 もちろん、怖い話といっても幼稚園児を相手にした他愛ないものでしたが、その話の最中、幼稚園の保父さんが頭から布を被り、オバケになって乱入してきました。

 もちろん、園児たちをちょっと怖がらせて盛り上げようという趣向の他愛ないものです。

 しかし、突然の事に恐慌状態になった園児たちが泣き叫んで、逃げようとした瞬間、なんと運動場から各教室へと続く廊下の窓ガラスが次々に割れ始めたのです。

 割れた枚数は1枚や2枚ではなく、複数の教室の通路に面した部分がほぼすべて割れてしまいました。

 もちろん、園児たちの逃げる時の振動や、誰かが割りながら逃げたなどという事ではありません。

 私が見たその光景は、誰も触っていなのに次々にバリンバリンと次々に割れていくガラスが、まるで姿の見えない存在が、逃げる園児たちの前を走りながらガラスを割っていったかのようでした。

 そのガラスは、なぜか全部廊下側に落ちていました。

 その後、保母さんたちが迷惑顔で後片付けをしていたましたが、私はそのガラスの割れ方が怖かった事を思い出しました。

 当然、うちの親はそんな説明を信じてくれる筈もありませんでしたが (笑)

 不思議な事ですが、集団心理が一定の方向に集中すると、このような事が起こるのかなぁ? と思ったりもします。

 そうしますと、下手に何か出てくるよりよっぽと怖いような気がするんですけどね(笑)
2018-05-28 14:33:47

すみません。


更新が10日もあいてしまいましたね。

すみません。

今、準備しています。
2018-05-24 17:32:46

Every cloud has a silver lining


このタイトルは、「どんな雲にも、銀色のふちどりがある」という意味です。

雲の上には、いつも明るい太陽が輝いています。

ですので、雲のふちは銀色に彩られています。


人生の旅、それはいつも晴れているとは限りません。

黒い雲が頭上を覆い、大雨にあう事もあります。

希望が持てない辛い日々を送る事もあるでしょう。

しかし、どんなに苦しい時にも、雲の上には太陽が輝いています。

だから、頭上を覆う雲のふちは銀色です。

太陽は雲の後ろに隠れているだけです。

感謝のある生活は、そうした太陽へ向かう事ができます。

今日も、当たり前に感謝をしていきましょう。


2018-05-14 21:17:47

低炭水化物ダイエット


 世の中に痩せたいと望む人は、ものすごい数がいると思います。私もかつてはもう本当に肥満体で、病気になるのは確実というような有様でした。

 当然ダイエットを真剣に勉強しました。その方法には「夜9時以降は物を食べないようにする」とか「運動をした方がいい」といった当然のアドバイスがありましたが、他に「炭水化物を摂らないようにした方がいい」という、とんでもないものがありました。

 これ、とんでもなく危険なものなんですよ。でも巷では、ほとんど疑われていない様子。

 どうもこの低炭水化物ダイエットというものは、いまや信仰の域に達しているようです。

 繰り返しになりますが、巷で語られる低炭水化物ダイエットは間違っています。そして危険です。


 そもそも低炭水化物ダイエットは、アメリカの循環器系開業医だったロバート.C.アトキンス博士が提唱したものです。正式には「アトキンス式ダイエット」と呼ばれます。

 実際にはとても複雑なルールに基くもので、このブログで書ききれるようなものではありません。関連書籍を充分に読み込んだ上で理解し、厳しい条件を守り続けながら実践していかなければならない代物なんです。

 つまりこれは、単純に炭水化物を摂らないようにすればいいというような認識で済む話ではありません。

 元々は糖尿病患者向けの食事療法が原型で、肥満による健康問題が深刻化しているアメリカならではの健康法です。

 それがなぜか日本では、曲解されたうえに単純化されてしまい、結果的に誤った認識が広まってしまいました。

 
 炭水化物というものは、人間にとって必要な3大栄養素の1つです。

 それを摂取しないようにするという事がどれほど危険なことであるのかの理由はこうです。

 炭水化物は、唾液や膵臓から分泌されるアミラーゼという消化酵素によってブドウ糖(以下、糖質と呼びます)に分解されます。これは脳の活動にとって重要な燃料になります。

 この燃料が不足すると脳の活動が弱まってしまい、記憶が混乱したり、あるいは過度の忘却、意識集中の困難、注意力散漫などの悪影響が出ます。車の運転にも危険が生じるレベルの話です。

 低炭水化物ダイエットは、脂肪になって蓄積されやすい糖質を制限するため、炭水化物が主体の食品を摂らないようにするという考え方ですが、それと同時に、脂肪分解などに必要な、言い換えますと、痩せるために必要な栄養素は的確に摂取するという内容でもあります。
 
 炭水化物を摂らない分、他の物で補うわけですが、巷で横行する方法は、この部分がすっぽり抜け落ちています。

 正確に実行する場合はサプリメントを併用する必要もあるので、相当面倒くさい方法なのですが、“できるだけ手軽かつ確実な効果”を求めるダイエット志望者が多いこの時代背景によって、こうした部分が正しく伝わる事を難しくさせています。

 ダイエットは新陳代謝を向上させて、体重を落とすことに加えて太りにくい身体を作ることを言います。

 でも普通は、体重を落とす事と思われていますね。 

 大抵の場合、体重を気にする人にダイエットを勧める時、ほとんどの人が運動という事を軽視しています。

 しかし運動なしのダイエットは幻想です。

 もし食事制限だけでダイエットは可能だと思っている人は、その誤解を解く必要があります。

 体重を減らす事と痩せる事は、イコールではありません。

 確かに食べる量さえ減らせば誰でも体重を減らす事は出来ます。しかしそれは一時的なものです。

 これで大幅に体重を落としたとしても、それはやつれたのであって、痩せたのではありません。

 食べる量を調整して体重を減らしただけの状態は、身体のストック、つまり脂肪が消費されただけで、ストックの許容量自体は減少していません。

 つまり予備燃料を保管する倉庫は大きいままなので、燃料がまた備蓄されると体重は戻ってしまいます。

 ダイエットを成功させるには、備蓄倉庫の体積も縮小しなくては意味がないわけです。

 そうでないと、体重が減ったと油断した途端に過食がスタートし、体重が戻ってしまいます。

 これをリバウンドと呼びます。その時、備蓄倉庫は膨張してしまうので、以前より体重が重くなってしまう事がよくあります。

 そうならないために、備蓄倉庫の増設(膨張)を防ぐためには、運動が不可欠なのです。

 ダイエットを語る時によく言われる言葉に「食べた分動けば太らない」というのがあります。それはその通りなんですが、言った方も言われた方も、それを実践する事はあまりありません。

 頭の中では運動をしないといけない事、それがダイエットに不可欠な事は理解しているのですが、いざ自分が行うとなると、なぜかそれがどこかへ消えてしまいます。

 
 その結果、間違った結論に達しやすくなってしまいますから、本気でダイエットに臨む方は、いつもその方法を勉強をしていかないといけません。

 結論として、努力を惜しんで都合よく痩せられる事は無いのです。

 もし、それで過剰に痩せてそのうえリバウンドがないとすれば、それは病気の可能性がありますから、病院へ行きましょう。

 炭水化物の過剰摂取が肥満の原因なのは確かです。それならば適切な分量に調整すればいいわけで、必要なものを摂らなくなってしまったらマイナスです。

 ダイエットを決意した人、そして始めたばかりの人は、すぐに結果が出るほど、その方法をほとんど信仰に近いほど信じてしまいます。また、「痩せるためなら多少健康を損なっても構わない」と言い切ってしまう過激な見解を持つ人も見受けられます。

 低炭水化物型のダイエットも、たぶんこうした経緯で広まっていったのだと考えられます。

 
 かつて私は、身長が164センチに対して、体重が99キロもありましたが、今は68キロです。この体炭水化物型のダイエットを取り入れて達成しました。

 しかしこれでゴールではありません。

 ダイエットは、ここからがスタートなのです。体重が落ちてから、それを維持する努力が続きます。

 それはなぜでしょうか?

 実は体重が減った時点での食欲や体質が、まだ99キロ当時のままだからなのです。

 体内にある予備燃料と倉庫の備蓄を減らして、さらに今度はその倉庫の規模縮小工事に入らなければなりません。

 それを忘れて、痩せたぞ! と思って食べ始めたら、つまり予備燃料を貯め始めたらどうなってしまうのでしょうか?

 そうです。リバウンドが始まります。
 
 備蓄は無くなりましたが倉庫の体積は変化していない身体が、今まで失ったものを取り戻そうとしますので、簡単に元通りになってしまいます。

 これが、飢餓感と呼ばれるもので、さらにそれを補うシステムが存在します。

 脳や身体が以前の備蓄量では足りなかったと誤認してしまいますので、更に倉庫の増築が進んでしまいます。

 人間の身体には、生存を確保する本能のために、このような余計なシステムが付いているのです。
 
 結論として、低炭水化物型のダイエットは、身体に大きな悪影響を及ぼすたいへん難しいもので、気軽に行えるものではありません。

 またアメリカ人の体質に合わせて考案された方法ですから、日本人の食生活には根本的に合わないと考えられます。

 
 私にダイエットを勧めてくれた友人たちは、みんな標準的体格の者ではありませんでした。

 ロバート.C.アトキンス博士は2003年に死去されていますが、その時の体型は180センチに対して体重が116キロ。

 つまり肥満体だったのです。
 

 
2018-05-07 09:10:00

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