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いやぁ、暑いですねぇ……


連日の猛暑、皆さまご無事でしょうか?

私もバテバテですが、何とかがんばっております。

お店も無休で営業していますので、涼みがてらにどうぞお越しくださいませ。
2018-07-17 18:18:12

適当に食べてます。





 私、一人暮らしでありまして、毎日自炊しています。
 これがなかなか面倒くさい。そこで、適当につくるレシピを考えてみました。
 実際に作って食べてますので、参考になりましたら幸いです。

 まずはドンブリ物から。

 材料は、
 ニラ
 生卵
 ゴマ油
 醤油
 ご飯
 鍋(できれば丼鍋、なければフライパンや普通の鍋でもできます)
 ナベブタ(なければ、落し蓋でも出来ますが、あった方が嬉しいです)
 だいたい3分ほどでできる、ニラ玉丼です。

 え、ダシ汁ですか?
 んな面倒くさい事はしません。
 まず、ニラを束ごとおおまかに水洗いして、“適当に引き千切ります”
 包丁はいりません。引き千切ります。
 生卵を溶いておきます。黄身と白身が完全に溶け合うほど混ぜたりしません。これも適当に箸を使って、タテヨコに数回切る程度で結構です。
 鍋に油をちょっとだけ注ぎ、熱します。
 目分量でいいですよ。コツは、ちょっと少ないかな? くらいでいいです。
 
 鍋を熱します。
 油がグツグツ言い始める前に、ちぎったニラを鍋に放りこみます。
 ニラ一束全部入れません。軽く一掴み程度です。
 箸でニラを軽く混ぜ、火を通します。
 ある程度したら、醤油を好みで入れます。はねるから注意してください。
 卵を入れる前に醤油が2つ目のコツです。
 そしてすぐに、溶き卵を流し入れます。
 そして、火を弱火にしてフタをします。
 30秒くらいそのままにします。卵の表面が白っぽくなるまでです。
 
 卵に完全に火が通る直前くらいで、ご飯の上に盛ります。生煮えの部分は、ご飯の熱で加熱されるので気にしないで。
 半熟が好きな人は、適当に調整しましょう。
 完成!
 
 七味唐辛子を入れてもおいしいです。
 バリエーションに、ニラ大量丼とかひき肉入りとかもできます。

 これを応用してみましょう。

 ほぐした豚ひき肉を鍋の上に適量入れて、弱火でじっくり炒めます。ここで油は入れません。でも、肉が鍋の底に焼け付かない程度に火加減をしてください。
 豚ひき肉でも、牛合挽でもできます。
 しばらくすると肉から油が染み出てきます。
 小さじ1杯くらいの塩と胡椒を振ります。なくてもいいです。
 豚肉でしたら、しっかり火を通してください。
 その後、醤油→溶き卵→ふたの順番で完成。ひき肉丼の出来あがりです。

 こんなものもできます。

 豚バラ薄切り肉を適当なサイズに包丁で切り、油を敷かない鍋で弱火で炒めます。
 油が染み出てきた所で一度肉を取り去り、今度は好みの野菜を加えて、油を流用して炒めます。
 野菜は、極端な量を入れさえしなければ、何でもいいです。玉ねきの薄切りとか、ミックスベジタブルとか、ニラの千切ったものでもいいです。
 肉と一緒に炒めると火が通りにくいので、分けた方がいいでしょう。
 野菜に火が通ったら、さっきの肉を加えて再度炒めます。
 すべてに火が通ったら、あらかじめ溶いておいた卵を入れます。野菜を入れるなら、ちょっと卵の量を多くするのもいいです
 醤油を入れて、以下同文。
 ここで、別にだし醤油を適当に薄めて加えてもおいしいです。豚肉野菜丼の出来あがりです。

 調子に乗って、こんなのはどうですか?

 近所のスーパーで、とんかつを買って来ます。
 とんかつを切り、心持ちすこし少ないかなという量を用意します。
 先にだし醤油を用意します。
 ただし、薄めておきましょう。
 鍋にとんかつを数切れ置き、だしつゆを注ぎます。
 量は、カツの底が少しひたる程度です。
 じっくり煮ます。
 だし醤油は煮詰まりますので、多少味が薄くでも大丈夫です。
 カツに熱が伝わったかな~と思いましたら、溶き卵を全体にかけます。
 そして、その卵とは別に、もう1つ卵を用意しておきます。この卵は溶きません。
 生のママでもいいですが、面倒でなければ余っただしつゆの中で煮ておきます。ただし、完全に火を通さないで半熟未満をキープしてください。
 カツにかけた卵がなんとなく固まってきたら、ご版の上に乗せておく。
 その後に、だしの中で煮ていた別の卵も、どんぶりの上に乗せる。
 てきとうダブルカツ丼の完成です!
 食べる時は、半熟卵の方を崩して食べます。

 卵の上に卵という贅沢さで、とんでもなくうまいです!
 
 皆さまの参考になれば幸いです。
2018-06-30 16:31:39

古い言葉





 更新がしばらく空いてしまいました。すみません。  

 この前の事、私が仕事を終えて帰り支度をしていた時、控え室に新入社員の20代の女の子が1人残っていましたので、

 「鼠に引かれないように気を付けてね」

 と声をかけました。

 すると、

 「は?」

 と返事とは思えない疑問の声がその子から上がりました。

 聞こえなかったのかと思ったのですが、その子は続けて

 「鼠に引かれるってなんですか?」

 とごく自然な顔で問い返してきました。

 どうやら、聞き取れなかったのではなく、単に私の言葉の意味が理解できなかったようです。
 
 「鼠に引かれる」というのは、鼠にさらわれるという意味で、1人で留守番するような人にする挨拶で、私の出身地の丹波ではよく聞かれる言葉です。

 でも、辞典を引いても出てこないので、この地方独特の言葉なのかも知れません。
 
 ……え、もしかしたら、年寄りしか使わない言葉なのか。

 私とその子とは、3世代は違う年齢です。

 あ、そーか、若い子が知らないような古い言葉なんだ。

 そう思った私は、職場の同僚(50代・男性)に聞いてみました。

 ええっ!? 何と知らない!

 50代の同僚でさえ知らなかったのです。

 そんなにローカルな言葉なのかと心配になり他の同僚に聞いてみましたが、予想した通り

「そんなん知らんわ」

 と、とても冷
たい言葉が返ってきました。
 
 他の同僚たちも、聞いた事がないとの返事。
 
 あきらめの悪い私は、その後も何度か飲み会の知り合いなどに聞いてみたのですが、誰も知りませんでした。
 
 
 ところが。
 
 ある日、職場の廊下を歩いていると、

「鼠に引かれんように気ぃつけや」

 と言っている声が聞こえました。

 あわてて誰が言っているのか探してみると、別の部署の50代の男性でした。控え室に残っていた人に何か言っていた最中です

 何だ、ちゃんと知っている人がいるんだ。今までの不安は何だったんでしょう。
 
 心強くなった私は、さっそくネットで調べてみると、ありました、どっかの慣用句辞典に、

  『鼠に引かれる』
  まるで鼠が引っ張ってどこかへ持っていってしまったように、忽然と姿を消したものの事。

 と、あるじゃないですか。

 ほかのHPにも、「神隠しにあう、の意。らしい」とか書いてあって、ご丁寧に用例として

  (留守番を頼む人に)ねずみに引かれないようにね

 とかが書いてありました。

 あ~、良かった。

 思いっきり標準語じゃないですか。ちょっとマイナーなだけで。

 ……そういえば、前に、夕焼けがきれいな日に、

 「明日晴れるかなぁ?」

 と言われ、

 「『秋の夕焼け鎌を研げ』って言いますから、きっといい天気ですよ」

 って言ったら、まわりの人にドン引きされてしまいました。

 あれっ? そんなにマイナーな言葉でしたっけ……。

2018-06-22 13:01:02

夕暮れ時に、ふと





 最近妙に風邪がはやっていますね。もう暑くなる季節だというのに、マスク姿の人をよく見かけます。
 
 昨日黄昏時に見かけたマスク姿の女性で、ふと思い出した話を書いてみようと思います。

 私が高校生だった頃、社会に大きな影響を与えた話がありました。

 そうです、口裂け女。

 お若い方は、知りませんよね。いやもしかして、学校の怪談あたりでご存知でしたか?

 口裂け女というのは、1979年の春から夏にかけて日本全国に広まった都市伝説です。

 
 夕方か夜、道を歩いていると、突然コート姿で大きなマスクをした若い女性が声をかけてきます。

 「わたし、きれい?」

 ぱっと見は美人に見えますので、「うん、きれい」と答えますと、女性は突然マスクを取り、「これでもか!」と恐ろしい声で聞いてきます。

 マスクを取った顔は、口が耳元まで裂けていて、恐ろしい形相です。

 そして「きれい」と答えた人は、女性に捕まって鎌で口を切り裂かれ、殺されてしまうというもの。

 「きれいじゃない」とか「ブス」と答えますと、自宅まで追跡されたあげくに殺されるとか、家の中で殺されるとか、けっきょく鎌で口を裂かれるとか、いろいろなバリエーションがあります。

 この口裂け女の正体は、整形手術に失敗して口が裂けてしまった女性だと言われていまして、被害者を自分のような姿にしてしまおうとしているそうな。

 この話、日本全国で知らない人はまず居ないというほど有名になりました。

 でもね、被害者がみんな死んでいるそうですので、それじゃ話の内容はどうやって伝わったの? てな事になりますよね。

 つまりこれは、まさしく都市伝説。

 しかし口裂け女が全国に与えた恐怖は、尋常ではありません。

 北海道の一部では集団下校が行われましたし、福島県や神奈川県では、パトカーが出動する騒ぎになりました。

 まぁこれは、口裂け女ブームに便乗した変質者による被害への対策だったのですが、本当は子供さんたちが本当に怯えてしまったためでもありますけどね。

 今考えますとネタのようですが、当時は日本全国で大真面目に行われていた実話です。

 どこかの地方新聞でしたか、まるで口裂け女が実在するかのような記事まで掲載し、純情で清楚な子供さん方に、恐怖を植え付けてくれました。悪のりが過ぎます。

 さらに口裂け女の存在にリアリティを持たせるためか、さらなる設定要素が付け加えられていきます。

 口裂け女はべっこう飴が大好物で、これを投げると飴を夢中で舐め始めるので、その隙に逃げられるとか(んな、アホな)
 
 それとポマードの匂いが嫌いなので、「ポマード、ポマード、ポマード」と3回唱えると逃げ出すとか(んな訳ないやん)
 
 口裂け女の手術が失敗した理由は、担当医のポマードが臭すぎて顔を背けたからだそうです。それでポマードが嫌いなんだとか。

 全身麻酔がかかっているはずの手術患者が、どうやって顔を背ける事が出来たのか、その方法を教えてほしいくらいですが、それよりもどんな失敗をすれば口を耳まで裂けるのか、そっちの方に興味があります。

 そんな付加設定の中でも最高傑作なのが、口裂け女は足が速いというものです。

 襲われた人が絶対に逃げられないという状況を作り出すためのネタが、こうなったのでしょうけど、その足の速さが尋常ではありません。

 なんと時速300キロ! しかもジャンプ力もものすごくて、ビルなんかひとっ跳びだそうです。
 
 そんなに素晴らしい脚力があるのなら、オリンピックで日本に金メダルを山のように届けてくれたでしょうに、新たな人生がもったいないように思いますが。

 それなのに口裂け女は人を襲うためだけに、人間を遥かに越えた速度で活動する事ができるのです。

 ……、いや笑いごとではなくて、そんな話をしたため、怖がって家に帰れなくなった児童とかも本当に居たそうなので、被害
は甚大です。

 このものすごいスペックを持ちながら、変質的活動にのみ精力をつぎ込んでいた口裂け女は、いつ頃からか噂にも上らなくなり、ひっそりと消えていきました。

 本当にひっそり消えたので、いつ頃から途切れたのかわからないくらいです。

 でも、彼女の存在を巡る噂・議論・報道は、この時本当に存在し、まさに加熱していました。

 そりゃあ、すごいものでした。そのために、マスクの女性を見て思い出すくらいですから。

 口裂け女の都市伝説の威力は強力で、今度は突如韓国に出現し、この国の人々を恐怖のどん底に叩き落しました。まさに世界レベルの影響力です。

 でも今のご時世、単純な笑い話には出来ない気がします。

 今は、猟奇的で通り魔的な殺人事件は、どこでも普通に発生しかねないわけで、加害者の口が裂けているかどうかに関係なく、恐ろしい警告として理解されてもおかしくありません。

 さらに深読みしますと、このような都市伝説に浮かされて、リアルにそれを実行しようとする愉快犯的行動を取る奴がいないとも限りません。

 そのような事が起こりうる時代だという認識がある限り、口裂け女の通り魔的犯行内容は、79年当時の日本とはまた違う種類の恐怖となって、人々の間に広がっていくのではないだろうか……と、ふと思った次第です。

 あと数十年後、或いはそれ以上先の未来には、口裂け女は「あずきとぎ」や「ろくろ首」のような伝統的和風妖怪の1つとして語られているかも知れません。

 その時にもし口裂け女氏が実在だったとしたら、あるいはもし現在まだ生き長らえているしたら、年齢は推定50代後半かそれ以上でしょう。

 さすがに時速300キロもの俊足は誇れなくなっているでしょうから、もし今復活するのなら、量子物理論のダークマターを身にまとって、通常とは違う時間感覚の中で動き回ってもらいたいと妄想してみたりもします。

 え、そんな事を考えながら通勤しているのかって? 

 はい、もしかしたら私、口裂け女に負けないくらい変態かも知れません(笑)

2018-05-31 15:43:41

学校の怪談


   今日は今朝ふと思い出した話をひとつ。

 私が子供のころ通っていた小学校は、住んでいた地域屈指のマンモス校で、しかも100年もの歴史のある学校でした。

 そんな学校には、だいたい1つか2つくらい怖い話が伝わっていたりします。

 夜、廊下の隅に誰かが立っていたりとか、亡くなった先生を見たとか、使われていない教室の窓から誰かが覗いていたとか、パターンが決まっています。
 
 そうした話で有名なものに「トイレの花子さん」があります。

 内容は決まっていて、例えば「誰もいない個室トイレの内側からノックが返って来る」とか「返事が返って来る」とか。
 
 私は聞くたびに、単なるネタにしか思っていませんでした。それを実際に体験した5年生の時までは、ですが……。

 その小学校は、非常に巨大な木造校舎が2棟、それを3本の渡り廊下がつなぐ変わった形式の建物でした。そして各階の真ん中にトイレがある構造で、それの3階にあった女子トイレの中で、騒ぎが発生しました。
 
 児童の誰かが、「個室をノックしたら、誰もいないのに音が返ってきた」というものです。

 小学生って、こうした話を聞きますと好奇心満々になりますでしょ。授業の間の休憩時間の時に、問題のトイレに大勢の児童が詰めかけました。
 
 もちろん男女問わずで、問題の「音の返ってきた個室」を皆で取り囲む形になりました。
 
 もうこのトイレを本来の用途に使う事は不可能な状態になったほど大勢が詰めかけてまして、男子児童もかまわずに中へ入っていました。
 
 なんでこんなに大勢集まったかといいますと、その「音が返ってきた」というのが、授業を間に一つはさんだその前の休憩時間だったからです。
 
 つまり、音の発生から50分経ったかどうかというくらいの事。
 
 こういう事情で、それに興味のある奴も、信じない奴も集まってきました。
 
 そしてそれならば、実際に個室をノックしてみようという事になったのです。

 うろ覚えですが、小さなトイレの前に30人以上は集まっていたと思います。

 トイレに入りきりませんから、外から様子をうかがう者もいまして、そんなのが様々な憶測を語り合ってますので、相当うるさかったと記憶しています。
 
 これではもしノックの音が返ってきたとしても、聞こえないのではないか? とも思いますが、同じ事を考えた連中がそれを話題にまた話すので、益々うるさくなります。

 そんな状況で、個室のドアの前にいた奴がドアを開け、中に誰もいない事を確認しました。そして、あらためてドアをノックしました。

 しかし、あんまり周りがうるさいので、そんな状況がよくわかりません。

「なぁ、今、音聞こえた?」

「どうやろ? わからへんわ」

 どうもうまくいかなかった様子で、もう一度ノックしたようです。

 でも、1回目から不発、というか、当然ですがノックの音は何も聞こえません。

 もちろん、2回目のノックにも応答がある筈はなく、さすがに全員から、

「気のせいやったんやで」

「誰かのイタズラやって」

「なぁ~んや、うそつき」

 といった声が漏れはじめ、休憩時間も終わりかけていましたので、みんなトイレから出ようとしました。
 
 と、その時。

 これだけ大勢の連中がいるほんの一瞬、全員の会話が途切れて静寂が訪れました。いわゆる「天使が通った」と呼ばれるアレです。

 ドン、ドン!

 その場にいたほぼ全員が、音を聞きました。
 
 すでに誰も、トイレの傍に立っていません。
 
 それどころか、トイレの中でドアを叩ける位置には誰もいなかったのです。
 
 問題のドアの向こうから、2回、ちょっと強めに叩く音が、はっきりと聞こえてきました!

 3階のトイレの前で、ものすごい悲鳴が響きわたりました。

 なにせ全員が、ウソだと思っていた音を聞いた訳です。

 集団恐慌に陥ったみんなは、大声を出して校舎内を駆け巡り、次の授業の準備をしていた先生の存在も忘れて、大騒ぎになりました。

 まさにパニック状態というのは、まさにこういう事なんでしょう。

 もちろん全員が全員恐慌状態だったのではなく、何かわからないけど気味が悪くて逃げてしまったという奴もいたし、まわりにつられて騒いでいる奴もいました。

 さすがにもう誰も、事実確認をする勇気はありませんでした。

 今から考えると、誰かが問題のドアとは別のところを、誰にも気付かれないように叩いたという可能性はあります。状況的にそれがバレなかったとしても納得は出来るでしょう。

 なにせ年季の入った木造校舎ですから、そのへんの壁を叩いたって、結構な音は出たと思います。しかも集まっているのは小学生ばかりですし。

 その後、お約束の後日談があった訳ですが、やたらと校内各所で「ここには~が出る」という類の話を聞くようになりました。

 問題のトイレの後日談は、昔このトイレの裏側で心中した男女がいたとか言う話でしたが、ちなみにその場所は今も当時とそんなに変わらず、狭い道路をはさんですぐ長屋式の住宅が密集する生活感が満々な環境で、ここで心中するのはかなり気合いがいりそうです。

 こんな事を思い出していましたら、もうひとつ思い出しました。
 
 実は私、幼稚園時代によく似た不可解な経験をしてます。

 私は寺が経営している幼稚園に通っていたのですが、そこでは「お泊まり会」というのがありまして、夜に保母さんたちがみんなに怖い話をしてくれました。

 もちろん、怖い話といっても幼稚園児を相手にした他愛ないものでしたが、その話の最中、幼稚園の保父さんが頭から布を被り、オバケになって乱入してきました。

 もちろん、園児たちをちょっと怖がらせて盛り上げようという趣向の他愛ないものです。

 しかし、突然の事に恐慌状態になった園児たちが泣き叫んで、逃げようとした瞬間、なんと運動場から各教室へと続く廊下の窓ガラスが次々に割れ始めたのです。

 割れた枚数は1枚や2枚ではなく、複数の教室の通路に面した部分がほぼすべて割れてしまいました。

 もちろん、園児たちの逃げる時の振動や、誰かが割りながら逃げたなどという事ではありません。

 私が見たその光景は、誰も触っていなのに次々にバリンバリンと次々に割れていくガラスが、まるで姿の見えない存在が、逃げる園児たちの前を走りながらガラスを割っていったかのようでした。

 そのガラスは、なぜか全部廊下側に落ちていました。

 その後、保母さんたちが迷惑顔で後片付けをしていたましたが、私はそのガラスの割れ方が怖かった事を思い出しました。

 当然、うちの親はそんな説明を信じてくれる筈もありませんでしたが (笑)

 不思議な事ですが、集団心理が一定の方向に集中すると、このような事が起こるのかなぁ? と思ったりもします。

 そうしますと、下手に何か出てくるよりよっぽと怖いような気がするんですけどね(笑)
2018-05-28 14:33:47

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